股関節が痛い場合、腰椎のゆがみが原因であることがあります。

股関節が痛いと感じる場合、大きく分けると、関節内に問題があるのか、もしくは関節外に問題があるのか、という事になります。

まず、関節内に問題があるケースとして有名なものに、変形性股関節症があります。主に老化現象としておきますが、先天性股関節脱臼や先天性臼蓋形成不全などを患った方に多く見受けられます。重症だと手術が必要になりますが、軽度のものであれば、筋肉や骨格のバランスを整えることで痛みの緩和があります。

また、上記のような関節内に問題がある方は、主に「体重がかかると痛い」や、「階段の登り下りがつらい」など、股関節が圧迫される動きで痛みが悪化する傾向にあります。

次に、関節外に問題があるケースですが、これは、主に股関節周囲の筋肉や靭帯の障害になります

特徴としては、股関節自体よりやや内側か、そけい部やお尻の横に症状を訴える方が多く、圧迫より、曲げたり伸ばしたりなど、動きの中で痛みを感じる方が多いようです。

どちらにしろ、腰椎や骨盤のバランスが崩れたことで股関節に負担が集中している状態ですので、これらの動きを整えることで改善していきます。

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