こんにちは。東京飯田橋にある、反り腰と腰痛専門ランバー整体院の石川です。
当院には毎日、反り腰でお悩みの方がたくさんいらっしゃいます。
反り腰による腰痛、不良姿勢、脚の張りや冷えなど。
みなさん本気で悩み、カウンセリングの際に不安そうに自分の不調を打ち明けてくれます。
しかし、なかなか自分で言ってこないけれども、私が聞くとほとんどの方が「そうです!」と返してくる症状。それがそう、便秘です!
お通じのサイクルは、人によって様々ですが、基本的に2日以上出ていない状態を便秘と言います。
女性は、生理周期やホルモンバランス。そして男性に比べ筋肉量が少ないことから、便秘になりやすいと言われています。
しかし実は、その便秘に追い打ちをかけているのが、反り腰という姿勢なのです!
「反り腰で便秘??」と思いますよね。
反り腰と便秘がいまいち繋がらず、みなさんがカウンセリングの際に、あまり「便秘です」と言ってこない理由はここにありました。ですが、これらには深~い関係があり、私はこれを「反り腰便秘」と呼んでいます。
反り腰の姿勢になると、全身の筋肉バランスが崩れ、身体の背面側、とくに腰の筋肉は常に縮こまり、負担がかかったままになります。これは、腰痛の原因になりますね。
逆に、腰の反対側にあるお腹、つまり腹筋は、腰が縮んでいる分、緩んでダルダルにサボっている状態に!なので、どうしても腹筋をうまく使えない状態になってしまっているのですね。
そのため、お腹周りには脂肪がつきやすく、綺麗なくびれはどこへやら…
そしてここで、意外と知られていない真実をお伝えすると、便のお通じには、必要最低限のお腹の筋力が必要なのです。
筋力が足りていないと、腸は便を押し出す動きをしにくくなるうえ、温かい血液がお腹周りに届かず、腸は冷えて固まってしまいます。
さらにさらに、腹筋には内臓の位置を留める役割もあるため、その腹筋が弱い人はなんと、胃や腸の位置が下へ下へと落ちてきます。
とくに、消化器官の最下層である腸が落ちてしまうと、下にぐしゃっと潰れたような形になり、便の通り道は狭くなってしまうのです。
結果、お腹周りの脂肪、そして滞留便が溜まり、位置も下がった胃腸によって突き出る下っ腹、落ち行く基礎代謝量。
これでは、女性達が追い求める理想のボディからは程遠い、残念ボディに…
反り腰便秘の仕組みと怖さ、理解できましたか?
女性はホルモンの関係上、排卵後から生理前にかけての期間に便秘になりやすいのですが、そんなの関係なく常に便秘!という方は、実は反り腰なのかもしれません。
チェックの方法はとても簡単!
壁に頭、背中、お尻、かかとをつけて立ちます。
そして自分の手を、壁と腰の隙間に入れてください。
この時、手のひらが一枚、やっと入るくらいが普通です。
手のひらが二枚以上、または腕がスルッと入ってしまった方は、反り腰の可能性が高いです。
反り腰便秘は、ストレッチやマッサージなどで、自分でどうにかできるものではありません。
ぜひお気軽にご相談くださいね(^^♪
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