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足の痺れについて知ろう

こんにちは、東京飯田橋の反り腰専門ランバー整体院です


今回は、様々な足の痺れについて紹介したいと思います。

皆さんは、足の痺れと聞くと何を思い浮かべますか?多くの方は、正座による痺れを思い浮かべるのではないでしょうか。正座による痺れは、神経が助けを求めているような状況で、太ももの骨である大腿骨、すねの骨である脛骨と呼ばれる骨周辺の血管、神経が無理に圧迫されている状態です。そうすると、神経からの信号が脳や筋肉に送ることが出来ない為、運動神経、感覚神経共に正常な働きができなくなり、力が入らず、感覚が無くなってしまうのです。そのため、時間が経過するとともに、ビリビリした痺れを感じる事は正常な働きを取り戻していることになります。


しかし、現代では、正座による痺れは減っていますが、姿勢が原因となって発症する痺れが多くなっています。今回は姿勢や歪みによる脚の痺れの原因をいくつかご紹介していこうと思います。

1つ目は、腰椎椎間板ヘルニアです。通常、腰椎は5つの骨があり、それぞれ、骨と骨の間には椎間板と呼ばれるクッションがあります。しかし、このクッションが潰れ、中にあるゼリー状のもの(髄核)が突出し、神経に触れると痺れを引き起こしてしまうのです。この腰椎椎間板ヘルニアは、あまり聞き馴染みがない言葉ですが、ストレートランバーという姿勢の方が特になりやすいと言われています。

本来、人間の身体は首~腰にかけて軽度のS字カーブがあり、腰は前側にカーブしています。しかし、日常生活での姿勢によって、カーブがなくなり真っ直ぐになってしまっている状態をストレートランバーと言います。昨今増加しているストレートネックやスマホ首の腰バージョンの事です。この姿勢になると、前述した椎間板に過剰な負担がかかり、潰れ、髄核が突出してしまうのです。この ストレートランバーは、日常生活の姿勢以外にクラシックバレエなどの姿勢を一直線にするような競技をやられていた方にも多く見られます。


2つ目は、梨状筋症候群と呼ばれるものです。梨状筋とは、お尻(臀部)にあり、股関節を支えるための筋肉の1つです。この梨状筋の下を坐骨神経と呼ばれる神経が走行しており、梨状筋に何らかの負担が掛かると神経を締め付けてしまい痺れを引き起こしてしまうのです。原因としては背骨、骨盤の歪みなどによって、片側の臀部に過剰な負担がかかることが考えられます。また、股関節に関わる筋肉の為、運動などによる股関節の過剰使用も挙げられます。


3つ目は、怪我などの後遺症の影響で歪んでしまい引き起こされる脚の痺れの原因です。

その1つとして、足根管症候群と呼ばれるものがあります。この足根管症候群は、足根管と呼ばれる管の中を通る神経がなんらかの原因によって圧迫されてしまい、痺れを引き起こしたりします。主な原因として足首の捻挫や骨折、変形などが考えられ、強い痺れではないものの、足裏に何かくっついているような痺れがある(異物不快感)と言われています。また、半数近くの方に、冷え等の症状も現れるとされています。


最期に、上記に挙げたものであれば大きな懸念はいらないですが、1つだけ危ない痺れがあります。それは脳梗塞などの中枢系の神経障害です。これは、血の塊が脳にある血管に詰まってしまう事で発症するものです。半身の手足の痺れ以外に、ろれつが回らない、ふらつく、嘔吐など症状がある場合は注意しないといけません。痺れ以外にこのような症状がある場合は、自己判断せず、病院にすぐ行くようにして下さい。


このように、脚の痺れ1つとっても様々なことが原因となっているのです。特に腰椎椎間板ヘルニアと梨状筋症候群に関しては、姿勢や歪みが原因となっている為、誰でも発症してしまう可能性が高くなるのです。


しかし、正常な姿勢を維持しておくことができれば、決して治らないものではありません。


痺れや姿勢が気になる方は、一度当院にご相談下さい。








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