こんにちは。東京千代田区飯田橋にある、反り腰専門ランバー整体院
の石川です。
12月に入り、筋肉が固まりやすい季節になりました。
そんな季節に急増するのが「ギックリ腰」です。
ギックリ腰なんて、この若さでなる訳ないじゃん!と、お考えの20代の方。
ずばり、ギックリ腰に年齢は関係ありません。
日々の姿勢や疲労の積み重ねによって、ある日突然、とてつもない痛みがあなたを襲うかもしれないのです。
中でも、女性は、男性に比べて腰痛になることが多いですよね。
あなたの身近の女性が、もし、突然ギックリ腰になってしまったら…
もちろん男性がなってしまった場合も同様です。
あなたは、慌てずに対処できますか?
ここで、少し物語風に、職場で女性従業員が突然ギックリ腰になってしまった時の対処法を紹介します。
あなたは、とある飲食店の店長です。
お昼のピークが過ぎ、少し落ち着いてきた時、厨房でドサッという音がしました。
慌ててあなたが厨房に行くと、アルバイトの女の子が床でうずくまっています。
どうやら、重い食材を持ち上げようとして、ギックリ腰になってしまったようです。
あなたは、とにかく事務所に連れて行こう。と、女の子を誘導しましたが、激痛で動けないようです。
さあ、あなたは店長として、どんな対処をしますか?
まず見ていただきたいのは、その人が自分で動けるかどうかです。
同じギックリ腰でも、ゆっくりならなんとか自分で歩くことができるタイプ。
「グキ」っと感じても、その時は痛みがなく、後から痛みが出るタイプ。
そして、まったく動くことすらできないタイプなど様々です。
動くことができない場合、そこが道路やお店の中など、人目についてしまう場所であれば、安全な場所へ移動させましょう。
この時重要なのは、絶対に無理に動かさないことです!
担架や台車などに乗せて、慎重に安全な場所に運びます。
なければ、周りの人の力を借りて、慎重に抱き上げましょう。
無事に運べたら、ゆっくりとうつ伏せで横にさせます。
仰向けは腰に負担が大きいので、うつ伏せ、もしくは横向きにさせてください。
そして、氷や氷嚢などで患部を冷やします。
ギックリ腰は、腰に炎症が起きている状態です。腰の捻挫のようなものだとお考え下さい。
店長として、もしシフトが気になるようであれば、ここまでの処置をしてから、応援を呼びましょう。
一番辛いのは、なってしまった本人です。
辛いのは、痛みだけでなく、仕事ができない事を、あなたに申し訳ないとも思っているはずですよ。
それを踏まえて、精神的なフォローも忘れずに!
程度によりますが、ギックリ腰は、最低でも3日以上は痛みが続くものです。仕事への復帰は、本人と相談してから慎重に行いましょう。
女性は、男性に比べ筋肉量が少なく、関節は柔らかいです。
そのため、腰の安定感が男性よりも劣ってしまい、腰痛やギックリ腰になりやすいと言われています。寒くなってきた今の季節は、特に注意が必要ですね。
また、女性は、生理周期によって、腰痛や精神的に不安定にもなりやすい生き物です。
身体の処置だけでなく、そのあとの精神的フォローによって、今後の接し方や関係性も変わってくると思いますよ。
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