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  • 執筆者の写真lumbar

花屋と腰痛


こんにちは。東京飯田橋の反り腰専門ランバー整体院の石川です。


今日は、花屋さんと腰痛の関係についてお話ししたいと思います。


「花屋さん」と聞いて、みなさんはどんなイメージを持ちますか?

華やかで綺麗だしお花に囲まれて楽しそう!そんな感じですよね。

私は花屋でアルバイトとして1年程働いていたことがあるのですが、当時を振り返ってみて1番に思う事は「身体が辛かった!!」でした。


私がいたお店は、室内ではなく外にある所だったので、夏は暑い。日焼けと虫さされもすごい。冬はとにかく寒い。真冬に冷水で鉢や花瓶を洗わなければいけないので手は荒れる。バラの棘で傷だらけになる。など、1年を通してなかなか過酷な環境でした。


その中でも1番厄介だったのが腰痛です。

花屋の仕事は接客はもちろんですが、商品である切り花の水揚げや水の取り換え、鉢植えの植え替え、メンテナンスなど。長時間立ちっぱなしの上、ほとんどの作業が前屈みの前傾姿勢で行う雑務なのです。


通常人間は普通に立っているだけでも腰や下半身に体重や重力による負荷がかかっています。それが前屈みになることで腰への負担は何倍にも何十倍にも増加します。


その状態で長時間同じ姿勢で作業をしてみたり。

切り花と水がたっぷり入った樽を何度も地面から流しまで上げ下げしてみたり。

知らないうちに自分の腰を苛め抜いてしまっている状態ですね…。


大事なのは、腰にだけかかってしまっている負担を他のところに分散させてあげることです。

下の物を取る時は腰ではなく膝や股関節を曲げ足の筋肉を使って取ったり、同じ姿勢が続いたら軽いストレッチをするなど。足や腹筋を使うことで腰をサポートしてあげることが大切ですね。


私自身「なんか最近腰痛いなあ。」と思いつつ地面の鉢植えを持とうと屈んだ瞬間、グキッっと左腰辺りに激痛が走り動けなくなったことがあります。

完全なギックリ腰ですね…。負担が筋肉の許容範囲を超えてしまうとこのような急性腰痛が起きることがあります。

私はその時一人のシフトだったのでそのまま痛みを我慢して時間まで仕事を続けましたが、絶対に真似しないでください!

ギックリ腰は腰が捻挫のような炎症を起こしてしまっている状態なので、痛みが引くまでは患部をアイシングしてとにかく安静にしましょう。


でもそうなってしまう前に、一度自分の仕事中の姿勢を見直してみましょうね。

もしかしたら自分は間違った姿勢かも…。


近仕事中に腰が痛い…。

なんとなくギックリ腰になりそう…。

少しでも辛いと思ったら一度ご相談ください。


普段何気なく通り過ぎる花屋の店員さんの腰には、毎日一体どれ程の負担がかかっているのでしょうね…。


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