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わかりやすく、腰のヘルニアとは?



こんにちは。東京飯田橋にある反り腰専門ランバー整体院の石川です。


みなさんは、ヘルニアとはどのようなものなのか説明できますか?


ヘルニアとは、本来あるべき場所から違う場所へ、組織が飛び出してしまう状態を言います。

そして、これは首やへそ、鼠径部など様々な部位で起きますが、やはり認知度が高いのは腰ですよね。

今回は、腰のヘルニア「腰椎椎間板ヘルニア」についてお話ししていきます。


背骨というのは、首からお尻にかけて一本で繋がっていますが、一つの骨ではなくいくつもの骨が積み木のように重なっています。そして、その骨と骨の間には、衝撃を吸収するクッションの役割をしている組織「椎間板」があります。

この椎間板が様々な原因によって本来の位置から飛び出してしまうことがあるのです。これを一般的に「腰椎椎間板ヘルニア」と言います。


腰椎椎間板ヘルニアの多くは、自覚症状がなく、知らないうちに自然に治ってしまうことも珍しくありません。

しかし、飛び出した椎間板が背骨を通る神経を圧迫し、腰痛や下半身の痛みに痺れが出ることがあります。

さらにひどくなると、運動麻痺や感覚麻痺、排尿排便障害などを起こします。


原因として一番多いのは、腰に過剰な負荷をかけてしまうことです。

座りっぱなしや立ちっぱなしであまり動かない方、同じ動作を何度も反復する力仕事の方、運送業など長時間車の運転をする方、前屈みになることが多い主婦の方などによくみられますね。


座っている状態や前屈みは予想以上の負荷が腰にかかってしまっているのです。

今一度、自分の生活態度や姿勢を見直してみましょう!


次に多いとされるのは、加齢により椎間板内の水分が減ってしまい弾力がなくなることで椎間板が飛び出しやすくなってしまうことです。


また、稀に遺伝などにより元々椎間板の耐久性が弱く、ヘルニアになりやすい方もいます。そんな方達は腹筋や背筋などを強化し、筋肉のコルセットで腰周りを守ってあげることが大事ですね。

もちろん、無理のない範囲で、自分に合った強度のトレーニングをしましょうね!


さらに、喫煙により毛細血管の血流が悪くなり、椎間板の劣化や変性が起きやすくなるとも言われています。まさに百害あって一利なし。ですね!


一生付き合っていく自分の身体、大切にしてあげてくださいね。


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