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執筆者の写真lumbar

土踏まずと腰痛

皆さんこんにちは、東京飯田橋にある反り腰と腰痛専門ランバー整体院の独鈷です。


今回は、「土踏まずと腰痛の関係」についてお話していこうと思います。


お客様の中には、「俺(私)、偏平足なんですよ!」と伝えてくる方がいますが、どうして土踏まずがないといけないのかを上手く説明できる人は少ないです。


土踏まずってあった方がいいの?ないとまずいの?


今回は、その説明も踏まえながら、腰痛とのかかわりについてもお伝えしていきます。


●偏平足とは?


まず、「偏平足」は、踵から親指にかけての骨のアーチが低くなり、足裏が平らになる事と思っている方が多いでしょう。


間違ってはいませんが、実は…それだけではないのです。


意外なのは、陸上選手などの運動する方も、土踏まずが無い方がけっこういるのです。

何故なのか…?理由は簡単です。

彼らは普段から運動をしている分、足裏の筋肉が発達しているので、土踏まずが無いように見えるのです。


ですが、一般の方は前者のアーチの崩れが大半です。


そもそも、アーチって何の役割をしているのでしょうか?


●アーチの役割


①体重を支える時の、前後の重心を保つ役割

全体重を支えるには、足の内側と外側のアーチがバランス良く体を支えることで、安定して立つことが出来ます。しかし、その内側のアーチが崩れることで、重心が崩れ、歩いている時にぎこちなさを感じるようになります。


②歩いたり、ジャンプした時の地面に着地する瞬間のクッションの役割

床に足を接地した瞬間、アーチがバネのように働き、衝撃を分散してくれます。しかし、それが無くなると、歩いている時などの衝撃をそのまま受け入れなければいけません。衝撃は膝や股関節、腰にまで負担がかかることになります。



今回の題目にもなっている腰痛については、上記のとおり、ぎこちない歩きから骨盤が歪み、それが腰骨まで歪ませる事と、歩いている時の衝撃を分散しきれず吸収してしまっていることが原因で腰部に負担が掛かってきているという事です。



●なぜアーチが低くなるのか?


①生まれ持った骨格

骨格というのは遺伝が強く現れます。親の体格が良ければ、子供も成長につれなんとなく似てきます。それと同じように、親の土踏まずも遺伝することがあります。


②怪我

大きな外傷や病気による麻痺、炎症を原因とし、一次・二次的に土踏まずが無くなっていくことがあります。


③足底筋膜の衰え

足の裏には足底筋膜と言われる、アーチを作る筋肉の膜がありますが、その筋膜が衰え伸びてくるとアーチがどんどん無くなってしまいます。


●自宅でできる改善方法


順序としては次の方法が良いでしょう。


Ⅰ.「踏み竹」を使ってアーチを作ってあげる。

※「踏み竹」がない方は、テニスボールなどでも代用可能です。














Ⅱ.足裏の筋肉を鍛えてあげる


名前を「カーフレイズ」と言います。やり方としては、立った状態で、足裏を意識しながら踵を上げるだけです。回数としては、連続で10回、初めは一日2~3回くらいがよろしいでしょう。できれば裸足、もしくは靴下を履いた状態で行うとよろしいです。靴を履いていると、効果が半減してしまいます。







当院で足の状態を確認することが出来ますので、もし、「自分の腰痛は偏平足が原因では?」と思う方がいれば是非一度ご相談下さい

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