こんにちは。東京飯田橋にある、反り腰と腰痛専門ランバー整体院の石川です。
元チアリーディング部で、最近も頻繁に運動をしている私は、人より身体が柔らかいのが自慢です(笑)。そんな私に、とある質問をしてきたお客さまがいました。
「先生は普段、お酢を飲んだりしているんですか?」
一瞬、頭にクエスチョンマークが浮かびましたが、確かに、お酢で身体が柔らかくなるという噂は聞いたことがあります。そして私自身、小さい頃祖母にその話を聞いて、涙目になりながらコップ一杯のお酢を飲み干した過去がありました。
果たして、その噂は本当なのでしょうか?
これから試してみようと思っている方は必見です!
結論から言いましょう。人間はお酢を頑張って飲んだところで、身体の柔らかさにはなんの意味もありません。
お酢に含まれるクエン酸によって、疲労回復や血行改善には効果がありますが、それによって身体の柔軟性があがるということはないのです。
ではなぜ、そのような噂が広まってしまったのでしょうか?
調べてみると、いろんな説があるようですが、私が納得したのは「お酢の特性」による勘違いから生まれた説です。
料理をする人ならピンとくると思いますが、お酢には、たんぱく質やカルシウムを変性させ、柔らかくする作用があります。
肉にお酢をかけ、柔らかくしてから調理する料理はたくさんありますよね。
その特性から、飲めば身体も柔らかくなる?と、広まったのではないでしょうか。
手っ取り早く柔軟性を上げようとしているみなさん、残念でした(笑)
身体の柔軟性は、ある程度の時間をかけ、少しずつ手に入れていくものです。
毎日コツコツとストレッチを続けていけば、どんなに硬い人でも柔軟性は上がってきます。
早く柔らかくしようと、無理なストレッチをすれば、筋線維や関節を傷つけ、痛めてしまいますよ!
ゆっくり伸ばしていき、痛気持ちいいくらいのところで止め、ゆっくり戻す、というのを続けましょう。
柔軟に近道などありません。コツコツ努力した分だけ、結果が返ってくるものです。
しかし、中には、どれだけストレッチしても、まったく変わらない人がいます。
その場合、骨格や姿勢に問題がある可能性があるので、そんな方は是非、当院にご相談くださいね!
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